作業日誌(2023年12月)

2023.12.15cannondale SUPERSIX EVO のオーバーホールを行いました!

キャノンデール スーパーシックス エボ のオーバーホールを行いました!

フレームからパーツを取り外していきます。
今回、プレスフィットBBは取り外さずにそのまま使用するので洗車で水が入らないように保護します。
フロントフォークも取り外します。
ベアリング周辺に汚れが付着しています。
外で洗車します。
水で洗い流します。
ヘッドパーツ周辺も綺麗にしました!
車体から外したパーツ類はさらに分解していきます。
ディグリーザーでパーツの汚れを落としていきます。
ハブの洗浄とグリスアップを行います。
ホース類をフレームに通していき、洗浄したパーツを組み付けていきます。
ブレーキオイルを入れて調整します。
最後にバーテープを巻いて仕上げます。
オーバーホールが完了しました!

2023.12.14TREK EMONDA SL DISC のオーバーホールを行いました!

トレック エモンダ SL DISC のオーバーホールを行いました!

フレームからパーツ類を外していきます。
古いオイルを抜きます。
プレスフィットBBを専用工具を使って取り出します。
専用工具で叩くと圧入されていたBBが少しずつ出てきました!
左右のBBを取り外しました!
BB内にも汚れが付着していました。
フレームを外で洗浄します。
取り外したパーツ類をさらに分解していきます。
ディグリーザーで汚れを落とします。
リアディレイラーのプーリーも分解して汚れを落としました。
洗浄したプーリーをリアディレイラーゲージに取り付けていきます。ガイドプーリーとテンションプーリーは取り付け位置と向きが決まっているので間違わないように注意が必要です。
駆動部分に注油してリアディレイラーが組み上がりました!
クランクに洗浄を済ませたチェーンリングを組み付けていきます。チェーンリングにも取り付け位置と向きがあるので間違わないように注意が必要です。
ホイールのハブを分解してグリスアップしていきます。
ハブ内部のパーツを洗浄していきます。錆び汚れが付いていました。
分解したパーツの洗浄が終わったら、MAVIC の INSTANT DRIVE 360 専用グリスを使って元に戻します。
フレームにブレーキホースとシフトケーブルを通していきます。それぞれ通す箇所が決まっているので印を付けて通していきます。
BB内でワイヤーが交差していないかを小型ライトで照らしながら確認しています。
ブレーキホースを通したらブレーキオイルを入れていきます。
気泡をブレーキ内に残さないように何度も調整します。
ブレーキ精度をもう少し高めたかったので専用工具でブレーキ台座のフェイシングを行いました。
各パーツを取り付けたら変速調整を行います。
最後にバーテープを巻いていきます。
オーバーホールが完了しました!

2023.12.12一般車の修理を行いました!

一般車のブレーキワイヤーとサークル錠、チェーンの交換を行いました!

サークル錠がサビで動きずらくなっているので新しいカギと交換しました。
新しいサークル錠に交換しました!
ブレーキワイヤーが切れてしまっていました。ブレーキワイヤーは少しずつ劣化してきて突然切れることがあるので、安全の為 定期的な交換をおすすめします。
アウターワイヤーを適正な長さにカットします。
インナーワイヤーを通して適正な引きしろに調整したら完了です!
チェーンもかなり錆びて伸びていたので交換します。
チェーンケースを外します。
錆びだけでなく伸びも発生しているので、チェーンケースに当たる音鳴りやチェーン落ちが起きやすくなっていました。
新しいチェーンのコマ数を数えて適正な長さにカットします。
専用工具でピンを押し出してカットします。
チェーンを繋ぎます。
最後にチェーン引きでチェーンの張りを調整します。
チェーン交換が完了しました!

2023.12.11DE ROSA 新商品 838 SHIMANO 105 Di2 完成車

デローザ 新商品 838 SHIMANO 105 Di2 完成車 Stealth Mattカラー が入荷しましたので組み立てました!

梱包を外して組み立てます。
ブレーキホースはフレーム内で音鳴り防止のスポンジ状の中を通します。
ヘッドパーツにグリスを塗って組付けます。
ハンドルとステムを取り付けます。
Di2のバッテリーにケーブルをつないでシートポストに内蔵します。
バッテリーがシートポスト内で動かないように、付属のバッテリーホルダー(写真白色のパーツ)を使用して固定します。
ブレーキにオイルを入れていきます。
角度を変えて気泡を抜いていきます。
後ブレーキも行います。
リアディレイラーの充電が終わったら、リアディレイラーのボタンを押して黄色ランプの変速調整モードにし、シフト調整を行います。
次に青色点滅のペアリングモードにしてスマホの専用アプリでペアリングします。
各パーツのアップデートと設定を行います。
最後にバーテープを巻いて仕上げます。
完成しました!

2023.12.10TREK EMONDA SLR のオーバーホールを行いました!

トレック エモンダSLR のオーバーホールを行いました!

約1年間使用された車体になります。
フレームに汚れが付着しています。
フレームからパーツを外して分解します。
ヘッド上ベアリングが錆びていました。
ヘッド下ベアリングも錆びています。汗や雨の影響も受けやすい箇所なので車体が綺麗でも意外とベアリングが錆びている場合があります。フレーム付属品のベアリングはスチール製でしたが、お客様のご依頼でオーバーホール時には、錆びにくいステンレス製に交換して取付けさせていただきました。
フレームを洗車して綺麗にします。
外したパーツも分解してディグリーザーで汚れを落としました。
マヴィックのフリーハブのメンテナンスを行います。
細かいパーツを外して洗浄します。
パーツを戻して専用オイルを注入します。マヴィックのフリーハブは定期的に専用オイルの注入が推奨されています。回転性能の向上や、ラチェット音の軽減に効果的です。
ヘッドパーツにグリスを塗って取り付けます。
お客様が使用されていた セラミックスピードのBBをグリスアップし、クランクを取り付けます。最高級BBの為、クランクの回転が驚くほど軽いです!
ブレーキワイヤーを通していきます。汗などで固着しやすい箇所にはグリスを塗って取り付けます。
新しいケーブルを取り付けて調整し、
仕上げにバーテープを巻いていきます。
オーバーホールが完了しました!

2023.12.09GUSTO DURO EVO DB SPORT ULTRA を組み立てました!

お客様からご注文いただいた 新商品 GUSTO DURO EVO DB SPORT ULTRA が入荷しましたので組み立てました!

箱から出して梱包を外していきます。
コラムスペーサーにブレーキホースを通します。
ハンドルにブレーキホースを通していきます。
シートポストにバッテリーを内蔵してケーブルを繋げます。
Di2の為、リアディレイラーに充電します。
ブレーキホースを通したらブレーキオイルを入れていきます。
気泡が残らないように角度を変えたりしながら調整していきます。
リアディレイラーの調整ボタンを押して変速調整を行います。
シマノのアプリを利用してコンポーネントのアップデートを行います。
仕上げにバーテープを巻いていきます。
バーテープを巻き終えました!
点検を終え、完成しました!

2023.12.08KhodaaBloom RAIL の修理を行いました!

コーダーブルーム レイルの修理を行いました!ペダルを漕ぐと足が抜けるとの事でお持ち込みされました。最大の原因はクランクのチェーンリングの歯の摩耗でチェーンと噛み合わなくなっていました。同時にチェーンとスプロケットもかなり摩耗していたので交換修理しました。

チェーンツールがリンクの隙間にはまると交換時期です。
スプロケットも摩耗しています。
新しいスプロケットと交換します。
チェーンもツールを使って交換します。
チェーンとスプロケットの交換が完了しました!
コッタレスクランク取り外しツールを使ってクランクを外します。
特に最大チェーンリングの歯が擦り減っています。
クランクを丸ごと新しいものと交換しました。
チェーンリング及びクランクの交換が完了しました!

2023.12.07ANCHOR RFX8 のオーバーホールを行いました!

アンカー RFX8 カンパニョーロRECORD組み のオーバーホールを行いました!

フレームとパーツに分解していきます。
シフトワイヤーが劣化により切れかけていました。シフトワイヤーは劣化により、ある日突然切れることがあるので定期的な交換をおすすめします。
BBにも汚れが付着しています。
車体から外したパーツを分解していきます。
リアディレイラーも分解していきます。
フロントディレイラーを洗浄していきます。
チェーンやチェーンリングをディグリーザーで洗っていきます。
フレームとフロントフォークを洗車して磨き上げました!
フレームにハンドルを取り付けていきます。
洗浄したパーツを取り付けいていきます。
洗浄したクランクを取り付けます。
ブレーキワイヤーを繋げていきます。
洗浄後、組み立てたリアディレイラーを車体に取り付けます。
チェーンを取り付けたらシフトワイヤーを繋げて変速調整します。
オーバーホールが完了しました!

2023.12.05Bianchi OLTRE XR4 のオーバーホールを行いました!

ビアンキ オルトレXR4のオーバーホールを行いました!

パーツを取り外していきます。
バーテープを剥いていきます。
フレームの状態まで分解しました!
洗車します。
水で洗い流します。
パーツも分解していきます。
ディグリーザーで汚れを落とします。
手作業でフレームの残りの汚れを拭き取ったらハンドルを組み付けていきます。
ワイヤーを通していきます。
オーバーホールが完了しました!
チェーン周りも綺麗に仕上がりました!

2023.12.04corratec SHAPE の ディレイラーハンガー交換の修理を行いました!

コラテック のクロスバイク シェイプ のディレイラーハンガーが折れてしまい修理にお持ち込みされました。お客様が近くの自転車店2件に持って行かれたそうですが、部品がない為 修理ができないとの事で当店に持ってこられました。当店ではできる限り即修理できるようにディレイラーハンガーを各種取り揃えるようにしています。今回も店に在庫がありました!

ディレイラーハンガーが曲がった状態で走行し、リアを一番軽いギアに入れた時にリアディレイラーが後輪に巻き込まれて、ディレイラーハンガーが折れたと思われます。
リアディレイラーとチェーンも変形してしまったので交換が必要になります。
各メーカー、さらに各車種で形が違うディレイラーハンガーは100通り以上の種類があり、その車体専用のハンガーを用意する必要があります。
新品のハンガーを取り付けました!
リアディレイラーも新品を取り付けました。
新しいリアディレイラーを取り付けたら、まずトップの位置を決めます。リアディレイラーの「H」のネジをスプロケットの一番小さい歯とリアディレイラーのプーリーのラインが揃うように締めこんでいきます。軽い力で締めこんでいってネジが底に当たって固くなるところがおよその設定位置になります。
チェーンをチェーンツールを使って取り付けます。
チェーンとシフトワイヤーを繋げたら、リアディレイラーのロー側の設定を行います。リアディレイラーの「L」のネジをスプロケットの一番大きな歯とリアディレイラーのプーリーのラインが揃うように調整します。こちらも軽い力で締めこんでいってネジが底に当たって固くなるところがおよその設定位置になります。そこから変速してみて微調整して仕上げます。
作業が完了しました!