ロードバイク修理

2024.03.22ロードバイクのSTIレバーの交換を行いました!

ロードバイクの STIレバーが左右とも空打ちするようになってしまったので新しいSTIレバーと交換しました!

ST-5800が空打ちしてしまい、同じ部品は生産終了となっている為、互換性のある ST-R8000 にアップグレードも兼ねて交換することになりました。
ピナレロ プリンスは、ワイヤー類がフレームに内蔵されています。
フレームパーツを取り外してワイヤー類を交換します。
古いシフトワイヤーを抜く際にライナーをフレーム内に通しておきます。
ST-5800を取り外します。
BB下の出口にもライナーを通します。

ライナーを利用してワイヤー類をフレーム内に通して、ディレイラーにシフトワイヤーを繋げます。
フロントディレイラーにシフトワイヤーを通します。
リアディレイラーにもシフトワイヤーを通します。
変速調整を行います。
ハンドル周りのアウターワイヤーも適切な長さにして仕上げます。
最後にバーテープを巻きます。
STIレバー交換の作業が完了しました!

2024.03.19ロードバイクのリアディレイラー交換を行いました!

古いロードバイクのリアディレイラーが動かなくなっていたので、現在 手に入る互換性のあるリアディレイラーを手配して交換修理しました。

7Sの旧型のロード用リアディレイラーが動かなくなっていました。
リアディレイラーにチェーンを通す必要があるので、一旦チェーンを切ります。
新しいリアディレイラーを取り付けます。
新しいチェーンピンでチェーンをリアディレイラーに通してから繋ぎます。
シフトワイヤーを通して変速調整したら作業完了です!

2024.03.16GUSTO RANGER DISC のディレイラーハンガーの交換を行いました!

グスト レンジャー ディスク のディレイラーハンガーが落車により曲がってしまったので新しいハンガーと交換しました!

ディレイラーハンガーが大きく内側に曲がってしまっていました。
ディレイラーハンガーを取り外すと、反るように曲がっているのがよくわかります。
新しいディレイラーハンガーを用意して交換します。
新しいディレイラーハンガーと交換し、変速も決まるようになりました!

2024.03.07cannondale CAAD12 のクランクをシマノ化しました!

キャノンデール キャド12 TIAGRA 完成車のクランクはFSA製が標準装備されていましたが、シマノTIAGRAクランクに交換する為に、BBもスギノ コンバーターに交換しました。

FSAクランクを取り外します。
FSA製のBBも取り外します。
BBは専用工具で叩いて取り外します。
BBが少しずつ飛び出してきました。
BBが外れました!
サークリップも取り外します。
BBにグリスを塗ってから スギノBB30A-IDS24 を圧入します。スギノのBBコンバーターは様々なBB規格の種類があり、圧入すればシマノクランクがアダプター等がなくても簡単に取付けられます。
キャノンデールのBBに塗るグリスは、音鳴り防止の為 ワコーズのブレーキプロテクターが推奨されています。
真っすぐに専用工具で圧入していきます。
フレーム面まで圧入したら完了です。
シマノTIAGRAクランクを取り付けます。

最後に変速を確認します。
クランクのシマノ化作業が完了しました!

2024.02.27ロードバイクのコラムカットを行いました!

ロードバイクご購入から しばらくしてハンドルを下げたお客様のコラムカットを行いました!

ハンドル位置を下げて、ステムの上にスペーサーが積まれた状態です。積まれたスペーサー分のコラムをカットします。
トップキャップとスペーサーを取り外します。コラム内のスターファングルナットをカットの前に下に打ち込みます。
専用工具スターナットセッターを使用して スターファングルナットを下に打ち込みます。
カット分を考慮して適正な位置まで打ち込みます。
ソーガイドでカットする部分を固定して金切鋸でカットします。
カットしたら断面を整えます。
断面を整えました!
再びスターナットセッターを使用してスターファングルナットを適正な位置に打ち込みます。
スターファングルナットを適正な位置に打ち込みました。
ヘッドベアリングにグリスを塗って取り付けます。
フロントフォークを取り付けます。
ステムを取り付けます。
トップキャップを取り付けてからステムを固定します。
コラムカットが完了しました!

2024.02.26ロードバイクの DISCブレーキのオイル交換を行いました!

ロードバイクの DISCブレーキは定期的なオイル交換が必要です。2年ほど使用されたお客様のブレーキオイル交換を行いました!

ディスクパッドの固定ボルトを緩めて
ディスクパッドを取り出します。
黄色のスペーサーを取り付けます。
じょうごをレバーにセットします。
きれいなピンク色のシマノ純正ブレーキオイルを使用します。
気泡を取り除きながらブレーキオイルを注入していきます。
中に入っていたオイルは黒ずんでいました。
ブレーキ内のオイルを入れ替えていきます。
ハンドルの角度を変えながら気泡を取り除いてきます。
フロントブレーキも行います。
こちらも黒ずんだオイルが出てきました。

ブレーキオイルを入れ替えて、気泡を取り除いたら作業完了です!

2024.02.22cannondale SupersixEVO のフロントフォークの交換

キャノンデール スーパーシックス エボのフロントフォークを破損の為、交換しました。

左が新しいフォーク、右が交換前のフォークです。
ヘッドパーツを緩めてフロントフォークを取り外します。
コラムの同じ長さの位置に印をします。
コラムをカットします。
コラムをカットしました!
プレッシャーアンカーを取り付けます。
ヘッドパーツにグリスを塗って取り付けます。
新しいフォークにブレーキホースを通します。
ブレーキホースの先端に新しいインサートを取り付けます。
専用工具でインサートをホースに押し込みます。

隙間がない位置までインサートをホースに押し込んで完了です。
ブレーキキャリパーを取り付けて ホースを取り付けます。
ブレーキオイルを注入していきます。
オイルを入れてブレーキ調整をします。
フロントフォークの交換が完了しました!

2024.02.19cannondale SuperSix EVO の 音鳴り対策

キャノンデール スーパーシックスエボ の 音鳴りの原因は シートポストであることが多いです。汚れを取ってから適切なグリスを塗って、適切にシートポストを取り付ければ音鳴りは消えます。音鳴りがするというバイクに乗ってみたところ、シッティングでは音が鳴りましたが、立ちこぎでは音が鳴らなかったので、シートポストが原因だと考えられました。

スーパーシックス エボ はダウンチューブ下に固定ボルトがあります。
シートポストを抜いて、汚れと古いグリスを拭き取ります。
汚れを拭き取りました!
シートバインダー(黒色のパーツ)を取り外します。フレームに接着してある受けの部品(シルバーのパーツ)も一緒に取れてしまうことがありますが、シルバーのパーツは両面テープでフレーム接着してあります。
シートチューブ内の汚れも落とします。
シートバインダーのフレームと接する面には専用のゴールデングリスを塗ります。

シートバインダーのシートポストと接する面にはカーボングリスを塗ります。
シートポストにもカーボングリスを塗ります。
シートポスト全体にカーボングリスを塗りました!
シートポストを持って、矢印の方向(後方)に力をかけながらシートポストを固定します。固定ネジを回していく過程で「バキッ」と音が出る場合が有りますが、規定トルク内であればそのまま締め込んでいって問題ありません。
シートポストを固定して 実走してみましたが シッティングで乗っても音が鳴りませんでした!

2024.02.09シマノ 105 STIレバーの交換修理を行いました!

シマノ 105 (5800)の右STIレバー が 完全に空打ちするようになってしまったので、新しいレバーと交換しました。105の5800でしたが、同じ部品は生産終了になっている為、同じ11S のR7000を手配して交換しました。

空打ちするようになってしまった右STIレバーです。長期使用していると動かなくなってしまうことがあります。
新品の ST-R7000-R と交換します。
ハンドルバーにレバーを取り付けます。
左右のレバーの水平を測ります。
ボルトで固定します。
ブレーキワイヤーを通します。
シフトワイヤーを通します。

ビニールテープでブレーキワイヤーとシフトワイヤーをハンドルに固定します。
シフトワイヤーをリアディレイラーに繋ぎます。
変速調整を行います。

最後にバーテープを巻いて作業完了です!

2024.01.06ブレーキアウター受けのリベット打ち直し作業を行いました!

オーバーホールでお預かりした車体のブレーキアウター受けのリベット打ち直し作業を行いました!

水分等による腐食でリベットが折れてしまい、ブレーキアウター受けが取れてしまいました。
フレームを養生し、折れたリベットを取り出します。
リベットの残骸をフレーム内側に落としてから、フロントフォークを外して、フレーム内部から取り出しました。
新しいリベットを2本手配して専用工具で打ち直します。
1ヶ所目が打ち終わりました。
2ヶ所目も打ち直しました。
ブレーキアウター受けがトップチューブ下に固定されました!