ロードバイク修理(2024年2月)

2024.02.27ロードバイクのコラムカットを行いました!

ロードバイクご購入から しばらくしてハンドルを下げたお客様のコラムカットを行いました!

ハンドル位置を下げて、ステムの上にスペーサーが積まれた状態です。積まれたスペーサー分のコラムをカットします。
トップキャップとスペーサーを取り外します。コラム内のスターファングルナットをカットの前に下に打ち込みます。
専用工具スターナットセッターを使用して スターファングルナットを下に打ち込みます。
カット分を考慮して適正な位置まで打ち込みます。
ソーガイドでカットする部分を固定して金切鋸でカットします。
カットしたら断面を整えます。
断面を整えました!
再びスターナットセッターを使用してスターファングルナットを適正な位置に打ち込みます。
スターファングルナットを適正な位置に打ち込みました。
ヘッドベアリングにグリスを塗って取り付けます。
フロントフォークを取り付けます。
ステムを取り付けます。
トップキャップを取り付けてからステムを固定します。
コラムカットが完了しました!

2024.02.26ロードバイクの DISCブレーキのオイル交換を行いました!

ロードバイクの DISCブレーキは定期的なオイル交換が必要です。2年ほど使用されたお客様のブレーキオイル交換を行いました!

ディスクパッドの固定ボルトを緩めて
ディスクパッドを取り出します。
黄色のスペーサーを取り付けます。
じょうごをレバーにセットします。
きれいなピンク色のシマノ純正ブレーキオイルを使用します。
気泡を取り除きながらブレーキオイルを注入していきます。
中に入っていたオイルは黒ずんでいました。
ブレーキ内のオイルを入れ替えていきます。
ハンドルの角度を変えながら気泡を取り除いてきます。
フロントブレーキも行います。
こちらも黒ずんだオイルが出てきました。

ブレーキオイルを入れ替えて、気泡を取り除いたら作業完了です!

2024.02.22cannondale SupersixEVO のフロントフォークの交換

キャノンデール スーパーシックス エボのフロントフォークを破損の為、交換しました。

左が新しいフォーク、右が交換前のフォークです。
ヘッドパーツを緩めてフロントフォークを取り外します。
コラムの同じ長さの位置に印をします。
コラムをカットします。
コラムをカットしました!
プレッシャーアンカーを取り付けます。
ヘッドパーツにグリスを塗って取り付けます。
新しいフォークにブレーキホースを通します。
ブレーキホースの先端に新しいインサートを取り付けます。
専用工具でインサートをホースに押し込みます。

隙間がない位置までインサートをホースに押し込んで完了です。
ブレーキキャリパーを取り付けて ホースを取り付けます。
ブレーキオイルを注入していきます。
オイルを入れてブレーキ調整をします。
フロントフォークの交換が完了しました!

2024.02.19cannondale SuperSix EVO の 音鳴り対策

キャノンデール スーパーシックスエボ の 音鳴りの原因は シートポストであることが多いです。汚れを取ってから適切なグリスを塗って、適切にシートポストを取り付ければ音鳴りは消えます。音鳴りがするというバイクに乗ってみたところ、シッティングでは音が鳴りましたが、立ちこぎでは音が鳴らなかったので、シートポストが原因だと考えられました。

スーパーシックス エボ はダウンチューブ下に固定ボルトがあります。
シートポストを抜いて、汚れと古いグリスを拭き取ります。
汚れを拭き取りました!
シートバインダー(黒色のパーツ)を取り外します。フレームに接着してある受けの部品(シルバーのパーツ)も一緒に取れてしまうことがありますが、シルバーのパーツは両面テープでフレーム接着してあります。
シートチューブ内の汚れも落とします。
シートバインダーのフレームと接する面には専用のゴールデングリスを塗ります。

シートバインダーのシートポストと接する面にはカーボングリスを塗ります。
シートポストにもカーボングリスを塗ります。
シートポスト全体にカーボングリスを塗りました!
シートポストを持って、矢印の方向(後方)に力をかけながらシートポストを固定します。固定ネジを回していく過程で「バキッ」と音が出る場合が有りますが、規定トルク内であればそのまま締め込んでいって問題ありません。
シートポストを固定して 実走してみましたが シッティングで乗っても音が鳴りませんでした!

2024.02.09シマノ 105 STIレバーの交換修理を行いました!

シマノ 105 (5800)の右STIレバー が 完全に空打ちするようになってしまったので、新しいレバーと交換しました。105の5800でしたが、同じ部品は生産終了になっている為、同じ11S のR7000を手配して交換しました。

空打ちするようになってしまった右STIレバーです。長期使用していると動かなくなってしまうことがあります。
新品の ST-R7000-R と交換します。
ハンドルバーにレバーを取り付けます。
左右のレバーの水平を測ります。
ボルトで固定します。
ブレーキワイヤーを通します。
シフトワイヤーを通します。

ビニールテープでブレーキワイヤーとシフトワイヤーをハンドルに固定します。
シフトワイヤーをリアディレイラーに繋ぎます。
変速調整を行います。

最後にバーテープを巻いて作業完了です!