2024.01.27Campagnolo ZONDA ホイールのハブメンテナンスを行いました!

オーバーホールでお持ち込みのお客様のホイール「カンパニョーロ ゾンダ」の前後ハブのメンテナンスを行いました!

フロントホイールのエンドナットをまず緩めて分解していくのですが、固着して簡単に緩みませんでした。下手に力任せにやるとハブシャフトの14㎜面(写真左手の部分)がなめてしまうので慎重に行います。
14㎜を抑える工具に滑り止めを塗って強い力がかかっても なめにくいようにします。
左手に滑り止めを塗った14㎜スパナ、右手に六角レンチを入れて、左手の14㎜面がなめないように作業を行います。瞬発的に強い力をかけると「カンッ」という音とともにネジが緩みました。強く固着しているネジを周辺部品をなめずに緩める作業が一番大変かもしれません。
その後、玉当たりのパーツなどを取り外していきます。
ハブシャフトも取り外します。
ハブのパーツを全て取り外してから
1つ1つ洗浄します。
ハブのベアリング受け部分にグリスを塗ってパーツを組付けていきます。
ベアリングにグリスを塗ります。
ベアリングをハブに入れます。
防水シールを取り付けます。
ハブシャフトにグリスを塗って
ハブに取り付けます。

玉当たりのパーツを取り付けます。
玉当たり調整したらフロントの作業完了です!
リアホイールのハブを分解していきます。リアは左右両方から六角レンチを入れて緩めるので フロントの時のように なめる心配はありません。
フリーボディを外すと汚れで真っ黒になっていました。
リアハブのパーツを全て取り外してから
1つ1つ洗浄します。
ハブの受け側も洗浄します。
グリスを塗って、ベアリングや防水シール、シャフトを組付けていきます。
ハブシャフトを取り付けました。
フリーボディの取り付け面のギザギザ部分にグリスを塗ります。
ラチェット部分にグリスを塗ったフリーボディを組み付けます。
フリーボディを取りつけてから玉押し調整を行ったら作業完了です!