クロスバイク/MTB修理(2023年11月)

2023.11.23Bianchi ROMA Ⅳ の修理を行いました!

ビアンキ ローマ 4 の修理を行いました!

ディレイラーハンガーが折れて走行不能になり、お持ち込みされました。
ハンガーが曲がった状態でリアの変速を一番軽いギアに入れた時にホイールにリアディレイラーを巻き込んでしまったようです。
交換部品は、折れたハンガー、変形したリアディレイラー、ねじれてしまったチェーンで、リアホイールも振れていたので修正します。
ディレイラーハンガーが曲がったり折れたりして犠牲になる事で、フレームのダメージを最低限に留めてくれます。
振れ取り台でリアホイールの振れを取ります。(右下に写っているのは、お客様がカレーパンを差し入れしてくれました。12個入りの大容量ありがとうございました!)
修理が完了しました!

2023.11.19Bianchi C・SPORT 2 の修理を行いました!

ビアンキ C SPORT2 の修理を行いました!

リアスポークが数本折れてお持ち込みされました。
よく見るとドライブ側のスポークのほとんどが何かと接触して変形しているので、修理後 長持ちするようにドライブ側16本をすべて交換します。
同じ長さのスポークが店頭・メーカー在庫ともに現在欠品していた為、店在庫の長めのスポークをカットして先端を整えて適正な長さのスポークを作成します。
適性の長さにカットした後はネジを切っていきます。
作成したスポークを組付けていきます。
振れ取り台で調整して仕上げます。
ホイール修理が完了しました!
チェーンが摩耗して伸びていたのでチェーン交換とスプロケット交換も行いました。チェーンツールを使ってチェーンの摩耗具合を確かめますが、チェーンの隙間にツールの両端がはまったら交換の目安になります。
ディレイラーハンガー(写真中央のシルバーの部品)が内側に曲がっている為、画像右端のトップギアに入らなくなっていました。
ローギアに入れるとチェーンが内側に落ちてホイールと接触してしまいました。スポークの損傷はディレイラーハンガー曲がりによるチェーンやリアディレイラーとの接触によって発生したと思われます。
左が曲がったハンガーで右が新品のハンガーになります。ハンガーはわずかな変形でも変速機能に大きな影響を及ぼすだけでなく、別の部品の故障を誘発しますので曲がってしまった場合は早めの交換をおすすめします。

2023.11.18GIANT ESCAPE R DISC の修理を行いました!

ジャイアント エスケープ R ディスク の修理を行いました!

ディレイラーハンガーが曲がってしまっているので部品交換を行います。
左が曲がったハンガー。右が新品のハンガーです。曲がったまま使用すると変速の調子が悪くなり、一番軽いギアにした時にリアディレイラーを後輪に巻き込んでしまう恐れがあります。
ディレイラーハンガーを交換し、真っすぐになりました。
後輪のスポークが1本折れているので交換修理します。
同じ長さのスポークと取り替えてホイールの振れを取って調整します。
チェーンが摩耗して伸びきっていたので新品と交換します。
チェーンツールを使ってチェーンをつなげます。
スプロケットも摩耗していたので新品と交換します。摩耗の進んだチェーンとスプロケットはどちらか片方だけを交換した場合、うまく嚙み合わずに踏み込んだ時に抜けてしまう事があるので、同時交換がおすすめです。もしくはチェーンが伸び始めた段階で早めにチェーンのみを交換をすればスプロケットを継続して使うことができます。
ディレイラーハンガー、チェーン、スプロケット、リアスポーク交換の修理が完了しました!