グラベル

2019.11.2511/24(日)野辺山グラベルチャレンジに参加してきました!

11月24日(日)に今年より初開催されたグラベルレース 「野辺山グラベルチャレンジ」に参加してきました!

今回は、約28㎞のコース①と、約23㎞のコース②の2コースを走行する「ロングツーリング」に参加しました。

コース①は緩やかなグラベルロード(砂利道)を上って下る非常に楽しめるコースです!
道が悪い中、太いタイヤのグラベルバイクやシクロクロスバイク、マウンテンバイクで走ることは、舗装路をロードバイクで颯爽と走るのとは、また違った楽しさがあります!
エイドステーションでは暖かくて甘いレモネードをいただきました。
スタート地点に戻ってコース①終了です。
コース②はまず舗装路を下りきってから、急なグラベルロードをひたすら上ります。
泥や草がタイヤに巻き付いて全然進まない!これもグラベルの醍醐味⁉超低速でひたすら上ります。
写真を撮る口実で何度か自転車を降りました…
が、皆さんは諦めずに上っていました。
上りきると開けたところにエイドステーションがあります。
暖かい手作りコーヒーをいただきました。
コース①、コース②ともにコース中に計測区間があり、レースクラスにエントリーすると上位者が表彰されます。ツーリングクラスもタイムを計測してもらえます。
走り終わるとバイクは泥だらけになりますが、会場に無料で高圧洗浄機を貸してもらえるスペースがあるので安心です!

今回使用したバイクは、キャノンデールの「Topstone Carbon Force eTap AXS」です。グラベルバイクの最先端を行くこのバイクは、リアサスペンションが振動吸収性を大いに高めてくれます。今回もそのおかげか振動による疲労はほとんど感じませんでした。走行中も後続者に「リアがめちゃくちゃ動いてる!」と言われました。グラベルの下りでは、障害物によってバランスを崩しそうな場面もこのサスペンションがいなしてくれることで安定感ある走りができます。また、長い下りでは軽い力で確実に効く油圧ディスクブレーキがとても有効でした。

~追記~

第1回 野辺山グラベルチャレンジ のレースクラスの優勝者は、キャノンデール マーケティング部所属の 山本和弘 選手 でした!そして使用したバイクが、キャノンデールの「Topstone Carbon Force eTap AXS」です!こちらのバイクは今年の王滝のグラベル部門でも40km、100kmのレースで 優勝に輝き、まさに今シーズンのベストグラベルバイクと呼べます!

2019.10.13Grinduro JAPAN に参加してきました!

Grinduro JAPAN

2019.10.12

斑尾高原で行われたグラインデューロジャパンに参加してきました。
元々は米カリフォルニア発祥のグラベルレースで、毎度世界各地の熱心なライダーが押し寄せるモンスターイベントです。
私も数年前にその存在を知り、海外遠征も考えていたほど憧れていたのですがまさかの日本開催ということで、電光石火のエントリーで参戦を決めました。

直前に台風19号上陸の報があり、開催は絶望的に思われましたが主催側の判断により決行。この決断にDNSのアイディアは浮かばずすぐに準備し直し、前日のパーティーへ向けて出発しました。

GRINDUROはオフロードレースなのですがシクロクロスやMTBのような周回レースではなく、1ラインの未舗装路のロードレースといった感じで、ヒルクライムやダウンヒル等いくつかのセグメントの合計タイムで順位が争われます。つまりタイム計測区間以外はのんびり走るもよし、他のライダー達と親交を深めるのも良し、といった割と自由なイベントです。

と、ここまでがイントロ。

本編のレポートです。小雨と霧のベールをその身に纏った斑尾高原スキー場をを7:00にスタートし、軽くオンロードの登りをこなしたらダブルトラックのダウンヒル。緩いカーブの連続は最高に気持ちよかったです。そこからヒルクライムに入ります。後半にスタミナを残すため結構セーブして走りました。
その後もダートの細かいアップダウンが続き、普段味わう事の出来ない長いオフロードを堪能しました。
そこからDEATH CLIMBと名付けられた超級勾配の登りに入るのですが、
足つきました。
歩きました。
押しました。
あまりの勾配にアキレス腱が悲鳴を上げます。
他のライダーに声をかけたり背中押したり、普通のレースではなかなかありませんね笑

次に待ち受けるのは朝からの雨でばっちりマッドに仕上がったシングルトラックの下り。すぐ横は崖で、落ちたら一巻のアレ。このセグメントに手を焼いたライダーは多かったでしょうね。

そこからもゲレンデの下り等、テクニカルなセクションが続いてゴール。台風接近によりコースは半分以下に短縮されたのですが、本イベントの魅力が十分詰まった素晴らしいコースでした。

レースレポートとしてはざっくりこんなところでしょうか。
ただレースはこのイベントの一部分でしかなく、その他のライダー間のコミュニケーションやそこにある空気が本イベントの肝だと感じました。

この記事を読んで興味を持たれた方は、ここでは書かなかった(あえて)話もあるので、是非お店で話しかけてください。また今回私が乗った実車もしばらく店頭に展示するので、チェックしてみてください。

チーフメカニック 山口